あつしYouTubeで動画編集のやり方を教えているあつしです。



・動画編集用にゲーミングPC買うのはありなの?
・ゲームも動画編集もやりたいけどどれを選べばいいかわからない
・どのスペックならフルHDや4K編集もサクサクできる?
・高すぎると予算オーバー、安すぎると性能不足が不安
・メーカー製とショップBTO、どっちを選ぶべきか迷っている
・かっこいい外観のPCが欲しい
この記事では、こうした疑問をすべて解消します。
この記事を読めば、『動画編集に最適なゲーミングPCの選び方』や『用途別のおすすめモデル』がしっかり理解できます。
知らないと、動画編集作業が思うように進まなかったり、予算を無駄にしてしまうこともあるので、ぜひ最後まで読んでください。
記事の前半では『動画編集に最適なゲーミングPCを選ぶための基礎知識や選び方』を、後半では『4K・フルHD編集向けおすすめゲーミングPC7選』を詳しく紹介しています。
※『すぐにおすすめモデルを確認したい!』という方は、『用途別おすすめゲーミングPCモデル7選』からチェックしてください!
ゲーミングPCで動画編集はできる?


結論から言えば、ゲーミングPCで動画編集は十分に可能です。
ゲーミングPCは3Dゲームを快適に動かすために、高性能なGPUやCPU、大容量メモリを備えており、これらの性能は動画編集にもそのまま活かせます。特にCore i7やRyzen 7以上のCPU、32GB以上のメモリを搭載したモデルなら、フルHD編集もストレスなくこなせるでしょう。
高性能なグラフィックボードがあることで、エンコードやエフェクト処理も軽快になります。
使いたい編集ソフトの推奨スペックや編集用途に必要なスペックを満たしていれば、ゲームも編集も1台でこなせる心強い選択肢になります。
ゲーミングPCとは?


ゲーミングPCとは、3Dゲームを快適にプレイするために設計された高性能なパソコンのことです。
最大の特徴は、映像処理を専門に行うグラフィックボード(GPU)を搭載している点でしょう。現代のゲームは美麗な3Dグラフィックやリアルタイムレンダリングを多用しており、通常のパソコンでは処理能力が不足してカクつきや遅延が発生します。
ゲーミングPCは通常のPCよりも高性能なGPUやCPU、大容量のメモリ、高速なストレージを組み合わせることで、高いフレームレート(1秒間の画像表示枚数)を維持し、安定したゲームプレイを実現しています。
デスクトップ型が今でも主流ですが、近年は部品の小型化・高性能化が進み、持ち運び可能なゲーミングノートPCも充実してきています。
高スペックという特性上、ゲーミングPCはゲームだけでなく動画編集やクリエイティブ作業にも活用できる汎用性の高いマシンと言えます。
ゲーミングPCと動画編集PCの違い


ゲーミングPCと動画編集PCは、どちらも高性能なパソコンですが、重視するポイントが少し異なります。ここでは、スペック、デザイン、価格の3つの観点から両者の違いを違いを整理します。
主なスペックの違い
ゲーミングPCは、リアルタイムで映像を描画するための“瞬発力”を重視した構成です。
高リフレッシュレートを活かすための強力なグラフィックボードや、短時間で処理を捌けるCPUが選ばれます。FPSなどではフレームレートが勝敗に直結するため、この方向性が最適です。
一方、動画編集PCは長時間のエンコードや大量素材の扱いを想定しており、マルチコア性能の高いCPUや大容量メモリを優先します。
保存データが膨らみやすいためストレージ容量も重要です。用途に合わせて最適化されている点が両者の大きな違いと言えます。
デザイン・サイズの違い
外観面では、両者のコンセプトの違いが明確に表れています。
ゲーミングPCは「見た目」を重視するユーザーが多いため、RGBライティングや透明なサイドパネル、近未来的なデザインを採用したモデルが主流です。ケース内部が光り輝く演出は、ゲーミング環境を盛り上げる要素として人気があります。
サイズは冷却性能を確保する必要があるため、大型ケースやエアフローを重視した構造が選ばれやすい傾向があります。
一方、動画編集PCは作業環境に馴染むシンプルな外観が中心で、静音性を優先した筐体が好まれます。
デスク上のスペース効率を考慮し、扱いやすいコンパクトサイズを選ぶユーザーも多く、実用性を重視したデザインが特徴です。
価格の違い
価格帯は、重視するパーツによって大きく変わります。
ゲーミングPCはエントリーモデルは10万円台、最新ゲームを最高設定で遊ぶハイエンド構成では30万円以上になることもあります。
特にGPUは価格を左右しやすいパーツで、上位モデルを選ぶほど本体価格が跳ね上がりやすい傾向です。
動画編集PCも広い価格帯がありますが、フルHD編集なら15万円前後~が目安で、4K編集を安定して行う場合は25万円以上を見ておくと安心です。
こちらはCPU性能とストレージ容量がコストに直結しやすいのが特徴です。
最終的に、中級クラス同士を比べると大きな価格差は意外と少なく、どちらも15〜20万円台が相場になります。求める用途に応じて、どのパーツに予算を配分するかが選ぶポイントです。
近年はスペック・価格の境界が曖昧に
近年は、ゲーミングPCと動画編集PCの性能や価格の差が徐々に縮まってきています。
CPUやGPUの汎用性能が向上したことで、中級クラスのゲーミングPCでも動画編集が十分可能になり、逆に動画編集PCでもゲーム用途に耐えられるモデルが増えています。
また、メモリやストレージの標準搭載量も向上し、価格帯も15〜20万円前後でほぼ重なる傾向があります。
結果として、用途に応じた設計の違いは残るものの、スペックやコスト面では明確な境界がなくなりつつあります。
ゲーミングPCで動画編集を行うメリット・デメリット


ゲーミングPCを動画編集に活用する際には、いくつかの利点と注意点があります。ここでは、実際に使用する上でのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット
ゲーミングPCは高性能CPUとグラフィックボードを備えており、動画編集やゲーム録画、配信作業もスムーズに行えます。
フルHDや4K動画のエンコードやエフェクト適用も快適で、長時間の作業や複数の動画プロジェクトを開いて編集する場合でも処理落ちしにくい点が強みです。
1台でゲームも編集もこなせるため、別途動画編集用のPCを用意する必要がなく、コストや設置スペースの節約にもつながります。
デメリット
ゲーミングPCはほとんどがWindows OSに限定されるため、macOS専用の動画編集ソフトには対応できません。
そのため、macOSで動画編集をしてきた人にとっては、使い慣れた「iMovie」や「Final Cut Pro」といった専用ソフトが使えなくなります。
また、動画編集専用PCと比較すると、ゲーミングPCは派手なLEDライティングや大型の冷却ファンを搭載したモデルが多く、静音性や省スペース性は動画編集PCに比べ劣る場合があります。
もちろん、この見た目の派手さによって気分が上がるというメリットにもなり得ますが、作業環境への影響も考慮して選ぶことが重要です。
動画編集に最適なゲーミングPCの必要スペック


動画編集に必要なスペックは、扱う動画の解像度や素材の長さ、エフェクトの多さによって変わります。
ここで詳しい数値や構成をすべて説明すると長くなってしまうため、フルHDや4K編集向けの具体的なおすすめ構成は、別記事で詳しくまとめています。
必要なスペックやおすすめ構成の詳細を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。


ゲーミングPCはメーカー製とショップ系BTOのどっちを選ぶべき?


ゲーミングPCを購入する際、大手メーカー製とショップ系BTOの2つの選択肢があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った選び方を見つけましょう。
Build To Order(ビルド・トゥ・オーダー)の略で、注文に応じてパソコンを組み立てる方式です。メーカー製でもBTOに対応しているモデルがあります。
メーカー製ゲーミングPCのメリット・デメリット
メーカー製ゲーミングPCとは、HP、ASUS、Lenovo、DELLなどの大手PCメーカーが設計・製造・販売するパソコンのことです。公式オンラインショップでは、BTOに対応しているモデルもあります。
メーカー製は、設計からサポートまで一社で完結していることが多く、初期設定がシンプルで安心して使い始められる点が強みです。動作確認済みの構成で販売されるため、トラブルが起きにくいという安心感もあります。
一方で、内部パーツを自由に変更しにくく、性能の割に価格が高めになる傾向があります。また、独自アプリが多くプリインストールされているため、ゲームや編集作業では不要なものが動作を圧迫する場合があります。
総合的に見ると、初期の扱いやすさは魅力ですが、コスパや拡張性を求める場合には物足りなさを感じる場面もあります。
ショップ系BTOゲーミングPCのメリット・デメリット
ショップ系BTOゲーミングPCは、日本では マウスコンピューター 等の専門ショップが手がける、カスタムメイドのパソコンです。
標準的な既製パーツを利用するため、CPU・GPU・メモリ・ストレージなどを用途や予算に応じて柔軟に選べるのが大きなメリットです。
また、汎用パーツを使っているので将来的なパーツ交換やアップグレード、故障時の対応が容易で、長期間使うほどコストパフォーマンスの高さが実感できます。
ただし、構成選びにはある程度の知識が求められ、ショップによって保証内容やサポート体制、品質管理状況に差がある点には注意が必要です。
それでも、用途に応じて“必要な性能だけ”に予算を割けるため、コストと性能のバランスを重視したい人には非常に合理的な選択肢になります。
動画編集用途ならショップ系BTOゲーミングPCがおすすめ
動画編集は CPU・メモリ・GPU・ストレージと、必要な性能が明確に決まっているため、必要な部分だけを強化しやすいショップ系BTOゲーミングPCの方が総合的に効率が良い構成を組みやすくなります。
メーカー製のように独自仕様のパーツやプリインストールアプリに左右される心配が少なく、編集ソフトの推奨環境に合わせて構成を最適化しやすい点も大きなメリットです。
また、作業量が増えたときにストレージやメモリを柔軟に追加できるため、長く使いたい人にも向いています。
BTOと聞くと難しそうに感じますが、用途別の推奨構成を選べば迷うことはありません。とくにマウスコンピューターのゲーミングPCは、編集用途に必要な構成を選びやすく、初心者でも安心して利用できます。
動画編集に強いゲーミングPCを選ぶポイント


動画編集に向いたゲーミングPCを選ぶ際は、性能の高さだけで判断するのではなく、作業環境や用途に合わせて 「編集しやすい構成」 を選ぶことが重要です。ここでは、特に迷いやすいポイントを整理しながら、購入前にチェックすべき項目をわかりやすく解説します。
ノートPCよりデスクトップPCがおすすめ
動画編集を本格的に行うなら、ノートPCよりデスクトップPCを選ぶことをおすすめします。
同じ価格帯で比較すると、デスクトップPCの方が CPU・GPU ともにワンランク上の性能を搭載できるため、編集や書き出しが明らかに快適になります。
また、デスクトップは長時間の高負荷作業でも性能が落ちにくく、必要に応じてメモリやストレージ、GPUなどを後から交換・増設できるため、買った後に性能を伸ばしやすい点も大きなメリットです。
一方ノートPCは、持ち運べるという利点がある反面、同スペックならデスクトップより割高で、負荷が長く続くと熱によってパフォーマンスが落ちることがあります。カスタマイズの自由度も限られています。
外出先での編集が必須でない限り、コストパフォーマンスや作業効率を考えるとデスクトップPCの方が長期的にメリットが大きいと言えます。
動画編集ソフトの要求スペックを満たしているか?
購入前に必ず確認したいのが、使用する動画編集ソフトの推奨スペックです。
Adobe Premiere Pro や DaVinci Resolve など主要ソフトには、公式サイトで「最低動作環境」と「推奨スペック」が公開されています。最低動作環境を下回ると起動できない可能性があり、推奨スペックを下回ると編集・書き出しが非常に重くなることがあります。
特に注意したいのは、推奨スペックぎりぎりのPCは“動くが快適ではない”ことが多い点です。エフェクトを多用したり、4K素材を扱う場合は、推奨スペックより余裕を持って選ぶ方が安定します。
また、近年は4K・高フレームレート動画を扱う機会も増えているため、長く使う前提なら、現在の推奨スペックよりワンランク上の構成を選んでおくと安心です。
用途に合った性能を選ぼう
どのような用途を中心に使うかによって、重視すべきスペックは変わります。
ゲーム実況のように「プレイ+録画(配信)+編集」を同時にこなすなら、CPU・GPUともに余裕のある構成が必要です。特に最新ゲームはGPU負荷が高いため、性能に妥協しない方が安定します。
一方で、動画編集がメインで軽いゲームを楽しむ程度なら、CPU性能とメモリ容量を優先し、GPUはミドルクラスでもでも問題ないケースが多いです。
趣味レベルの編集なら中価格帯でも実用的ですが、YouTube投稿を本格的に行うならミドルハイクラスの方が安心です。4K素材やVlog制作を視野に入れる場合は、さらに上のスペックが必要になることもあります。
用途を明確にして、必要な部分に予算を配分することが、失敗しないPC選びの近道です。
拡張性・カスタマイズ性もチェック
購入時のスペックだけでなく、将来的なアップグレードがしやすいかどうかも重要なポイントです。
動画編集を続けていると、扱う素材が増えたり、より負荷の高い作業が必要になる場面が出てきます。そんなとき、メモリスロットに空きがあれば簡単に増設できますし、ストレージベイの余裕があればSSDを追加して編集環境を広げられます。
購入前にはメモリスロットの空き数、ストレージベイの構成、電源容量に余裕があるかを確認しておきましょう。特にGPUをアップグレードする可能性があるなら、700W前後の電源を選んでおくと安心です(ハイエンドを視野に入れる場合はさらに上の容量が必要なこともあります)。
HDDを増設可能な空きベイが搭載されているかもチェックしておきましょう。中には搭載されていないモデルもあるので注意が必要です。
拡張性の高いPCなら、用途が変わっても買い替えずに長く使い続けられます。
迷ったらケースデザインで決めるのもあり
スペックや価格で候補が絞れた段階なら、最終的な決め手としてデザインを重視するのも賢い選び方です。毎日目にするPCだからこそ、見た目の満足度は意外と作業意欲に影響します。
ゲーミングPCの筐体は、RGBライティングが映える派手なモデルや、クールなデザインが多いです。部屋の雰囲気に合わせて外観を選べば、作業スペースがより心地よくなります。
ケースサイズの選び方もポイントです。ミドル・フルタワーは拡張性と使い勝手のバランスが良く、ミニタワーは省スペースで取り回しがしやすい特徴があります。透明サイドパネルで内部を魅せるタイプを選ぶか、シンプルな外観にまとめるかも好み次第です。
最終的に性能差が小さいなら、自分が“使っていて気分が良い”と感じるデザインを選ぶのが正解です。気に入ったPCは長く大切に使えるため、結果として満足度の高い買い物になります。
人気のゲーミングPCメーカー・ブランド


動画編集にも使えるゲーミングPCを選ぶなら、信頼できるブランドから選びたいところです。ここでは、人気の高い6つのブランドとその特徴を紹介します。
MouseComputer(マウスコンピューター)|G-Tune/NEXTGEAR
マウスコンピューターのG-TuneとNEXTGEARは、国内BTOメーカーの中でも扱いやすさとコスパの良さで選ばれているゲーミングPCブランドです。品質管理が丁寧で、初めてのゲーミングPCでも不安なく使える点が評価されています。ケース内部のレイアウトがシンプルで、後からメモリやストレージを追加しやすいのも特徴です。価格重視のNEXTGEARと、構成の幅が広いG-Tuneを用途に応じて選べるため、予算に合わせやすいのもメリット。サポートが手厚く、トラブル時に相談しやすいのも安心材料になります。
ASUS(エイスース)|ROG
ASUSの「ROG(Republic of Gamers)」は、高耐久・高安定性を重視した高性能ゲーミングPCブランドです。自社パーツとの統合により、冷却・電源・制御ソフトを最適化しており、負荷の高いゲームでも安定動作が可能です。専用アプリでパフォーマンスやRGBライティングを一括管理でき、環境を細かく調整できます。デザインはクールで個性的なものが多く、所有欲を満たす仕上がりです。
HP(ヒューレット・パッカード)|OMEN
HPのOMENは、シンプルで洗練されたデザインと扱いやすい構成が特徴のゲーミングPCブランドです。無駄を省いたケース設計で内部スペースが確保されており、増設や清掃がしやすい点が評価されています。また、専用アプリでパフォーマンス管理や動作モードの切り替えができ、ゲームと作業の両立がしやすいブランドです。価格帯も比較的安定しており、過度な装飾が苦手なユーザーにも選びやすいシリーズになっています。
Lenovo(レノボ)|LEGION/LOQ
Lenovoの「LEGION」と「LOQ」は、静音性と安定した動作を両立させたゲーミングPCブランドです。LEGIONはハイエンド向けで、プロゲーマーや高負荷作業に対応できる高性能モデルを揃えています。一方LOQはエントリー~ミドルクラスを中心に手頃な価格で提供され、初めてゲーミングPCを購入する人にも選びやすいラインナップです。
DELL(デル)|Alienware
DELLの「Alienware」は、性能・デザイン・冷却性能の3点でしっかり作り込まれた、ハイエンド寄りのゲーミングPCブランドです。独自構造のエアフローにより高負荷でも性能を安定させやすく、専用ソフトでパフォーマンス調整やライティング設定を細かく扱える点が特徴。筐体デザインは独特で存在感があり、耐久性も確保されています。ゲーム用途に限らず、クリエイティブ作業でも扱いやすい安定感があります。
一方で、同等スペック帯の他社モデルと比べると価格が高めで、コスト面のメリットはやや乏しい傾向があります。また、筐体構造が特殊なため、後からパーツを交換したいユーザーには扱いづらい点もあります。全体として、所有満足度は高いが、コスパ重視の人には向きづらいブランドという立ち位置です。
用途別おすすめゲーミングPCモデル7選


ここでは、動画編集に向いているゲーミングPCのおすすめモデルを用途別に7台紹介します。フルHD編集向けから、4Kや長尺素材の編集に対応できる高性能モデルまで幅広くピックアップしているので、自分の作業スタイルや予算に合ったPCを見つける参考にしてください。
4K編集を快適に行えるおすすめモデル
ここでは、4K動画や長尺素材の編集でも快適に作業できる高性能ゲーミングPCを紹介します。複数のエフェクトやトラックを使った本格的な編集もストレスなくこなせるモデルをピックアップしているので、ハイスペック環境を探している方は参考にしてください。
マウスコンピューター NEXTGEAR HD-A7G7T
4K編集をストレスなくこなすための条件を、そのまま形にしたようなハイパワーモデル。
Ryzen 7 9800X3D と RTX 5070 Ti の組み合わせは、重いタイムライン編集・複数レイヤーのカラーグレーディング・長尺動画の書き出しなど、高負荷作業でも余裕を感じられる実力があります。32GBメモリと Gen4 NVMe SSD の構成は、4K素材を扱ううえで特に重要な“処理速度”と“安定性”をしっかり押さえており、実務向けのバランスとしても非常に優秀です。
ケースは、NEXTGEARらしさを象徴する斜めのエッジとクロスデザインを取り入れたフルタワー仕様。フロント全面をメッシュ化しているためエアフローが非常に良く、長時間の編集やエンコードでも温度が上がりにくいのが大きなメリット。内部には3連RGBファンが標準搭載され、冷却性能だけでなくビジュアル面の満足度も高い仕上がりになっています。
「4K編集が本業レベル」「長く使える1台がほしい」こういったユーザーにとって、HD-A7G7T は現実的な価格帯で“性能・拡張性・冷却性”をしっかり押さえた鉄板候補といえます。
Lenovo Legion Tower 5 30IAS10
Lenovo Legion Tower 5 30IAS10は、4K動画編集もスムーズにこなせるハイパフォーマンスゲーミングPCです。Core Ultra 7 265KFとRTX 5070 12GBのパワーで、複数トラックの編集やエフェクト処理も快適。32GBメモリにより長時間作業でも動作が安定し、ストレスなく作業を続けられます。
Legionならではの高性能冷却システムが搭載されており、負荷の高い編集作業中も熱による性能低下を抑制。さらにRGBライティングが作業環境を彩り、気分も高めてくれます。
ストレージは高速1TB M.2 NVMe Gen4 SSDで、素材の読み込みやキャッシュ生成もスムーズ。必要に応じてメモリやストレージを増設できる柔軟性も魅力です。加えて、1年間のLegion Ultimate Supportにより、トラブル発生時も電話サポートや引き取り修理サービスを受けられるので、初めての人でも安心して利用できます。
このモデルはカスタマイズ可能で、動画編集用途で使う場合は以下の設定を必ず行うことをおすすめします。
- Hard Drive Bracket
-
3.5″ ハードディスクドライブ マウントキット(+1,100円)を選択
動画編集では、素材や完成動画の保存用に大容量HDDを後から追加するケースが多くあります。マウントキットがないとHDDを取り付けられないため、必ず追加しておきましょう。
- 電源アダプター
-
850Wアダプターに変更(+0円)
標準設定では500Wですが、RTX 5070搭載時の推奨電源容量は650W以上です。安定した動作と将来の拡張性のために、必ず850Wを選択してください。
ASUS ROG G700 G700TF
ASUS ROG G700 G700TFは、Intel Core Ultra 7 265KFとASUS Prime GeForce RTX 5070を搭載するハイエンドゲーミングPC。フルHDはもちろん、4K動画編集でも快適に作業できるパワーを持ち、32GBのDDR5メモリと1TB NVMe SSDが、複数素材や高ビットレートの動画もスムーズに扱えます。
ROGならではの強みも魅力です。4方向エアフロー+MAX65CMFファンに加え、AIO液冷CPUクーラーで高負荷作業でも安定稼働。ツールレス設計で掃除やメンテも手軽です。さらにRGBライティングで作業空間を自分好みに演出でき、編集作業の気分も上がります。
動画編集用途として注意点があるとすれば内部にドライブベイはないという点。そのため大容量HDDを追加する場合は、PCIスロットの開口部を使って固定する汎用マウンタなどを用意する工夫が必要です。
拡張性よりも、CPU・GPUの高性能と冷却性能、作業効率の高さを重視したい人におすすめの1台です。
HP OMEN 35L Gaming Desktop GT16-0030jp ハイパフォーマンスモデルv2 (ブラック/グラス)
インテル® Core™ Ultra™ 7 265K プロセッサーと NVIDIA® GeForce RTX™ 5070 Ti を搭載した、4K編集にも対応できる高性能デスクトップPCです。32GB DDR5 メモリと 2TB SSD により、大容量素材の読み書きや複雑なエフェクト処理も快適にこなせます。
OMENならではの堅牢なフルメタルフレームとツールレス設計により、内部へのアクセスも簡単。強化ガラス越しに整然と配置されたコンポーネントと美しいケーブルマネジメントは、見た目の美しさと冷却効率を両立します。CPUは240mm水冷クーラーで安定冷却され、2.1インチ液晶ディスプレイ付きのポンプでは温度や使用率を確認できるほか、好みの画像や動画を表示することも可能です。さらに、Kingston FURY™ Beast DDR5 RGBメモリが幻想的に光り、作業空間を華やかに演出します。Wi-Fi 7 や Bluetooth 5.4 に対応した無線機能も備え、快適なネット環境で作業できます。
ただし、内部にドライブベイは1つしかないため、大容量HDDを複数搭載したい場合は工夫が必要です。拡張性よりも、CPU・GPUの高性能と冷却性能、作業効率の高さを重視したい人におすすめの1台です。
フルHD編集におすすめのモデル
ここでは、フルHD動画の編集に十分対応できるコスパ重視のゲーミングPCを紹介します。軽量~中規模のプロジェクトで快適に作業でき、予算を抑えつつ編集環境を整えたい方におすすめのモデルです。
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G60
数量限定(2500台まで)、期間限定で、iiyama製 24インチ IPSモニター「G-MASTER G2445HSU-B2」が無料でついてくるキャンペーンが実施されています。ゲーミングPCを始めて購入する人は今が超お得!
キャンペーン期間:2025年11月12日(水)11:00~2026年1月14日(水)11:00まで
Ryzen 7 5700X × RTX 5060 を搭載したバランス重視モデルで、フルHDはもちろん軽めの4K編集にも対応可能です。
デフォルトの16GBメモリは動画編集ではやや心もとないため、32GBへのアップグレードを強く推奨します。複数クリップやエフェクト処理でも動作が安定し、後から交換するよりコスト効率も良好です。
さらに、キャンペーンにより23.8インチ IPS フルHD・最大100Hz・1ms(MPRT)のiiyama製ゲーミングモニター「G-MASTER G2445HSU-B2」が無料で付属するため今が圧倒的にコスパ最強でお得!
初期投資を抑えつつ、編集環境をすぐに整えられる 圧倒的にお得なスターターセットです。
HP OMEN 16L Gaming Desktop TG03-0021jp エンハンスドモデルv2(ブラック)
フルHD動画編集に最適な性能を備えたゲーミングPCです。インテル® Core™ i7-14700F と NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 の組み合わせにより、複数クリップを重ねたタイムライン編集やエフェクト処理も快適に行えます。
メモリは32GB DDR5を搭載しており、プロキシ作成やレンダリング時の安定性も十分です。ストレージには1TBのM.2 SSD (PCIe Gen4x4 NVMe) を採用しており、高速な読み書きで作業効率をサポートします。
冷却は92mm空冷サイドフローを採用し、安定した動作を維持。Wi-Fi 6E・Bluetooth 5.3対応で、無線環境でも快適に利用できます。初めて動画編集用PCを揃えたい方に導入しやすいモデルです。
DELL Alienware Aurora ゲーミング デスクトップ
Alienware Aurora は、標準的なミドルレンジ性能に、卓越したブランド体験という付加価値を与えるデスクトップPCです。独特の有機的なデザインと幻想的なAlienFXライティングが所有欲を刺激し、高効率な独自冷却設計がCPUやGPUの性能を引き出してくれます。
搭載している Intel Core Ultra 7 265KF と RTX 5060 は、動画編集やゲーム配信など軽快なレスポンスが欲しい作業にちょうどいいバランス。20コアCPUはマルチタスクに強く、タイムラインを動かしながらエフェクトを重ねても息切れしづらいので、編集ソフトとの相性も良好です。32GBメモリのおかげで、フルHDはもちろん、軽めの4K編集も可能です。
Auroraシリーズらしいポイントとして、静圧を意識した吸排気構造と240mm水冷クーラー によって、高負荷の長時間作業でもパフォーマンスがブレにくい設計になっているのは大きな魅力。編集作業中の“熱だまりによるガクつき”が起こりにくいのは、独自シャーシだからこそできる強みです。
内部には1TB NVMe SSDを搭載し、ゲームも編集素材もテンポよく扱える容量と速度を確保。見た目の特殊さに反して扱いやすく、日々の作業を自然と効率化してくれる、そんな“使っていて愛着が湧く”タイプのデスクトップです。
まとめ:動画編集はゲーミングPCでも十分可能!
スペックを適切に選ぶ必要はありますが、動画編集用にゲーミングPCを選ぶのは十分に現実的な選択です。
自分好みのデザインを選べる点も大きなポイント。気に入ったゲーミングPCを手に入れれば、毎日の動画編集も快適に、気分よく行えます。
お気に入りのゲーミングPCを見つけて、快適な編集環境を手に入れましょう。
さらに、動画編集用PCからじっくり探したい方は、こちらの記事も参照してみてください。


















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