Blender Foundationは2026年8月25日、3DCGソフト「Blender」のLTS(長期サポート)版となるBlender 5.2.1とBlender 4.5.13 LTSをリリースしました。
今回のアップデートは、いずれも新機能の追加を目的としたものではなく、既存機能の不具合修正が中心となっています。
Blender 5.2.1
Blender 5.2.1では、モデリングやアニメーション、ジオメトリノード、レンダリング、ビデオシーケンサー(VSE)など、幅広い分野で多数の不具合が修正されています。
特にVSEでは、以下のような問題が修正されています。
- シーケンサー入力シーンストリップのプリフェッチに関する問題
- ストリップのキーフレームアニメーションが正しく再生されない問題
- 動画・画像ストリップのレンダリング位置がプレビューと異なる問題
- リタイミング操作に関する不具合
- ステレオ3D関連のプレビューやキャッシュの問題
- 特定の条件でVSEのレンダリング中にメモリ使用量が増加する問題
また、CyclesやEEVEEについても、テクスチャキャッシュやGPUレンダリング、レイトレーシングなどに関する不具合が修正されています。
このほか、ジオメトリノード、UV編集、テクスチャペイント、グリースペンシル、アニメーション、コンポジター、FBX・glTFなどの入出力機能など、Blenderのさまざまな機能が対象となっています。
5.2.0で発生したリグレッション(以前は正常に動作していた機能が、アップデートによって問題を起こすこと)についても複数修正されています。
Blender 5.2.1では、新機能よりも安定性の向上が重視されたアップデートといえます。
Blender 4.5.13 LTS
Blender 4.5.13 LTSでは、5.2.1と比較すると修正項目は少なく、依存ライブラリの更新に加えて、いくつかの不具合が修正されています。
主な修正内容は以下の通りです。
- Extensionsタブが読み込まれない問題
- テクスチャペイントからパーティクル編集モードへ切り替えた際、Undoによって.blendファイルが壊れる問題
4.5 LTSを継続して使用しているユーザーにとって、安定性を維持するためのアップデートとなっています。
まとめ
今回はいずれも新機能の追加を目的としたアップデートではありませんが、多数の不具合が修正されています。
現在、Blender 5.2または4.5 LTSを使用しているユーザーは、できるだけ早めに最新版へアップデートすることをおすすめします。
詳細な修正内容や各バージョンのダウンロードは、Blender公式サイトで確認できます。

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