Adobe Premiere 26.3(旧Premiere Pro)では、Fireflyボードとの連携強化やSNS向け字幕機能の追加、ズームエフェクトの刷新、新しいShape Dissolveトランジションの搭載など、動画編集を効率化するアップデートが多数実施されました。
この記事では、Premiere Pro 26.3で追加・改善された新機能を一覧で紹介するとともに、それぞれの詳細記事へのリンクもまとめています。
Adobe Premiere Pro 26.3の新機能一覧
Premiere Pro 26.3では、AI連携やSNS動画制作を強化する新機能に加え、編集エフェクトや対応フォーマットもアップデートされました。
今回追加・改善された主な内容は以下の通りです。
| 新機能 | 内容 |
|---|---|
| Fireflyボードからシーケンス作成 | Fireflyボード上の素材をAdobe Premireで開く際に、編集可能なシーケンスを自動生成 |
| 単語別キャプション | SNS向けの1単語ずつ表示する字幕を簡単に作成 |
| ズームエフェクト刷新 | Film Impact仕様となり高度なズーム演出に対応 |
| Shape Dissolve | 自由度の高いカスタムトランジションを追加 |
| オブジェクトマスク改善 | トラッキング性能・共同編集時の復元機能を強化 |
| Sony BURANO V3対応 | 新しいRAW X-OCN解像度をサポート |
| Canon Cinema RAW Light対応拡大 | 4機種のCanonカメラに対応 |
Fireflyボードのメディアからシーケンスを自動作成
Fireflyボードから複数のアセットを読み込む際に、選択した順番で編集可能なシーケンスを自動作成できる機能が追加されました。
これまでもFireflyボードからPremiere Proへメディアを送信することは可能でしたが、今回のアップデートにより、読み込んだ素材をタイムラインへ並べる手間が省かれ、編集をすぐに開始できます。

SNS動画向けの単語別キャプション作成機能
SNS向け動画でよく見かける、一単語ずつ表示されるテンポの良い字幕を自動で作成できるようになりました。
YouTube ShortsやTikTok、Instagramリールなどのショート動画制作を効率化したい方に役立つ機能です。

ズームエフェクトがFilm Impact仕様で進化!
以前から存在したPremiere Pro標準のズームエフェクトがFilm Impact仕様へ刷新され、より高度なズーム演出を作成できるようになりました。
ズーム位置や拡大率だけでなく、エッジやスタイルなども細かく調整できるため、チュートリアル動画やプレゼン動画で重要な部分を強調したい場合にも活用できます。

Shape Dissolveトランジションを新搭載
新しい「Shape Dissolve」トランジションが追加されました。
シェイプを利用したワイプや幾何学的な切り替えなどを簡単に作成でき、モーションやタイミングも細かく調整できます。標準トランジションだけでは物足りなかった方にとって、表現の幅を広げられるアップデートです。

オブジェクトマスクがさらに高速化
オブジェクトマスクのトラッキング性能が改善され、より高速にマスクを追従できるようになりました。
また、共同編集などで別のPCへプロジェクトを移動した際も、自動的にマスクを復元する機能が追加されています。
Sony BURANO V3の新RAWフォーマットに対応
Sony BURANO(ソニーブラーノ)は、映画やCM、本格的なドキュメンタリーなどの撮影に使われる、ソニー製の非常に高価で高性能な「シネマカメラ(プロ用カメラ)」です。
最新ファームウェアVer.3で追加されたRAW X-OCNの新しい解像度をPremiere 26.3でサポートしました。
- フルフレーム 5.8K(6:5):最大30fps
- Super 35 crop 3.8K(16:9):最大120fps
Canon Cinema RAW Light対応カメラを追加
キヤノンの動画・シネマカメラの人気モデルに搭載されている「Canon Cinema RAW Light」のサポートが大幅に拡張されました。
今回のアップデートにより、以下の4つの新しいカメラ機種で撮影されたRAWデータが、Premiereへ直接読み込めるようになり、スムーズな編集が可能になりました。
- EOS C50(シネマカメラ)
- EOS R6 Mark III(ミラーレスカメラ)
- EOS R6 V(動画特化型フルサイズミラーレスカメラ)
- EOS C400(本格ボックス型シネマカメラ)
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