動画撮影で使いやすいコンパクトなカメラとして、ジンバルカメラの人気が高まっています。
特に2026年は、DJIから「Osmo Pocket 4P」「Osmo Pocket 4」が登場したほか、Insta360からも「Luna Ultra」「Luna Pro」が登場し、選択肢が増えています。
では、2026年10月時点でジンバルカメラを買うなら、どのモデルを選べばいいのでしょうか。
今回は、現在の販売動向や各モデルの特徴を踏まえ、今購入するなら検討したいジンバルカメラのおすすめモデルを紹介します。
結論:今買うならOsmo Pocket 4Pが本命
2026年10月時点で、ジンバルカメラの本命としておすすめしたいのがDJI Osmo Pocket 4Pです。
BCNの2026年9月のデジタルビデオカメラ月間ランキングでは、Osmo Pocket 4PのVlog Comboが1位、Standard Comboが2位を獲得。Osmo Pocket 4もStandard Comboが3位、Creator Comboが4位に入っており、DJIのPocketシリーズが上位を占めています。
参考:https://www.bcnretail.com/ranking/monthly/contents_type=194
Osmo Pocket 4Pが特に注目される理由は、Pocketシリーズで初めて広角カメラと中望遠カメラを搭載したデュアルレンズ構成を採用したことです。
一方で、同じデュアルレンズ構成を採用するInsta360 Luna Ultraもあり、こちらはPocket 4Pと直接比較したいモデルです。
また、デュアルレンズが必要ないのであれば、価格を抑えられるOsmo Pocket 4が有力候補になります。こちらの対抗馬となるのが、1インチセンサーと8K撮影に対応したInsta360 Luna Proです。
価格を最優先するなら、旧モデルのOsmo Pocket 3も候補になります。
今買うべきおすすめのジンバルカメラ 5モデル
| モデル | 位置づけ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| DJI Osmo Pocket 4P | 本命 | 1台で広角から望遠まで撮影したい |
| Insta360 Luna Ultra | Pocket 4Pの対抗 | デュアルレンズに加えて8Kなども重視したい |
| DJI Osmo Pocket 4 | コスパ重視 | デュアルレンズまでは必要ない |
| Insta360 Luna Pro | Pocket 4の対抗 | 広角中心で8Kなども重視したい |
| DJI Osmo Pocket 3 | 価格重視 | できるだけ安くPocketシリーズを導入したい |
1.DJI Osmo Pocket 4P
現在のジンバルカメラ選びで、まず候補にしたいのがOsmo Pocket 4Pです。
最大の特徴は、広角と中望遠の2つのカメラを搭載していること。これにより、広い画角と望遠寄りの画角をカメラ側で切り替えられます。
広角カメラには1インチCMOSセンサーと20mm相当・F2.0レンズ、中望遠カメラには1/1.28インチCMOSセンサーと60mm相当・F1.8レンズを採用しています。3軸ジンバルによる手ブレ補正にも対応しています。
旅行先での風景撮影から人物撮影、Vlogまで、1台で幅広いシーンに対応しやすいのがメリットです。
さらに、最大17ストップのダイナミックレンジやD-Log 2、4K/240fps撮影にも対応。映像制作でカラーグレーディングを行いたいユーザーにも使いやすい仕様になっています。
広角撮影が中心で、できるだけ購入価格を抑えたいのであれば、Osmo Pocket 4をチェックしてください。
- 1台で広角と望遠の両方を撮影したい人
- Vlogや旅行、街歩きなどのYouTube動画を撮影したい人
- Vlogだけでなく映像制作にも使いたい人
- 被写体に寄った画を撮りたい人
- これから長く使えるモデルを選びたい人
- 最新のPocketシリーズを選びたい人
- 売れている人気モデルを選びたい人
- みんなが使っているモデルに安心感を得る人
2.Insta360 Luna Ultra
Osmo Pocket 4Pの対抗馬としてチェックしておきたいのが、Insta360 Luna Ultraです。
Luna Ultraも広角+望遠のデュアルレンズ構成を採用しており、1インチセンサーの20mm相当・F1.8広角カメラと、1/1.3インチセンサーの60mm相当・F2.0望遠カメラを搭載しています。
最大の特徴は、8K動画撮影に対応していることです。
4K/120fpsにも対応するほか、最大15倍ズームにも対応しており、広角から望遠まで1台で撮影できる点はPocket 4Pと共通しています。
そのため、Luna Ultraは単純に「Pocket 4Pより上」あるいは「Pocket 4Pより下」と考えるのではなく、同じデュアルレンズクラスの競合製品として比較するのが適切です。
Pocket 4Pが17ストップのダイナミックレンジやD-Log 2、4K/240fpsなどを重視しているのに対し、Luna Ultraは8K撮影やInsta360独自のAI機能などにも強みがあります。
国内公式ストアではLuna Ultraの通常版が119,800円から販売されています。
- Pocket 4Pとは違う個性のあるジンバルカメラを選びたい人
- 広角と望遠を1台で使い分けたい人
- 8K撮影を活用したい人
- Insta360独自の撮影・編集機能を使いたい人
- DJIとは異なる映像表現やワークフローを試したい人

3.DJI Osmo Pocket 4
Osmo Pocket 4は、1インチセンサーを搭載し、広角レンズ1つで撮影するモデルです。
1インチCMOSセンサーと20mm相当・F2.0レンズを搭載し、3軸ジンバルによる手ブレ補正に対応しています。
4K/240fps撮影や最大14ストップのダイナミックレンジ、10-bit D-Logにも対応しており、基本的な撮影性能はかなり充実しています。
公式価格は79,200円からとなっており、Pocket 4Pの99,000円からと比べると価格を抑えられます。
つまり、Pocket 4Pとの違いで最も考えたいのが望遠カメラを必要とするかどうかです。広角撮影を中心にVlogや旅行動画を撮るのであれば、Pocket 4でも十分でしょう。
- 広角撮影が中心
- 望遠カメラは必要ない
- 1インチセンサーを使いたい
- Pocket 4Pより購入価格を抑えたい
- Vlogや旅行撮影が中心
4.Insta360 Luna Pro
Pocket 4の対抗軸として考えたいのがInsta360 Luna Proです。国内価格は83,200円からとなっており、Pocket 4の79,200円からと近い価格帯です。
Pocket 4とLuna Proは、価格帯が近いシングルレンズのジンバルカメラとして比較する価値があります。
Luna ProはLuna Ultraとは異なり、シングルレンズ構成を採用しています。
1インチ8KセンサーとLeica Summicronレンズを搭載し、最大8K/30fpsの動画撮影に対応。10-bit I-LogやACESワークフローにも対応しており、カラーグレーディングを含む映像制作にも対応できます。
また、着脱式の2インチOLEDタッチスクリーンを搭載しているのも特徴です。
ズームについては最大2倍のロスレスズーム、最大4倍のハイレゾズームに対応していますが、Luna UltraやPocket 4Pのような独立した望遠カメラを搭載しているわけではありません。
Luna Proは望遠レンズを必要とせず、8K撮影やLeica Summicronレンズ、着脱式モニターなど、Osmo Pocket 4にはない機能を重視する人におすすめです。
- 1インチセンサーで8K撮影したい
- Leicaレンズを使いたい
- 10-bit Logで本格的に編集したい
- 着脱式モニターを活用したい
- DJIではなくInsta360を選びたい

5.DJI Osmo Pocket 3
最新モデルにこだわらないのであれば、Osmo Pocket 3も候補になります。
Pocket 3は1インチCMOSセンサーと20mm相当・F2.0レンズ、3軸ジンバルを搭載し、4K/120fps撮影に対応しています。2インチOLEDディスプレイや縦向き撮影にも対応しており、Vlog用カメラとして必要な機能は一通り揃っています。
一方で、Pocket 4では4K/240fps、最大14ストップのダイナミックレンジ、240分の駆動時間などに強化されています。
最新モデルの性能を必要とせず、Pocket 4よりも価格を抑えて購入したい人には、Pocket 3がおすすめです。
Osmo Pocket 4PとLuna Ultra、Pocket 4とLuna Proの違い
今回のジンバルカメラ選びでは、製品を一列に並べて比較するよりも、2つのクラスに分けて考えると分かりやすくなります。
デュアルレンズモデル(Osmo Pocket 4P vs Luna Ultra)
どちらも広角+望遠のデュアルレンズを搭載した上位クラスです。
「1台で広角から望遠まで撮りたい」という人はこちらの2機種から選ぶのが基本になります。
Pocket 4Pは20mm相当の広角と60mm相当の中望遠を組み合わせ、17ストップのダイナミックレンジやD-Log 2、4K/240fpsなどに対応。
Luna Ultraは20mm相当の広角と60mm相当の望遠に加え、8K撮影や最大15倍ズームに対応しています。
どちらを選ぶかは、単純なスペック比較だけでなく、どの機能を実際に使うかで決めるのがいいでしょう。
シングルレンズモデル(Osmo Pocket 4 vs Luna Pro)
こちらは広角撮影を中心に使う人向けのクラスです。
Osmo Pocket 4は1インチCMOSセンサーと20mm相当・F2.0レンズを搭載し、4K/240fps撮影や最大14ストップのダイナミックレンジに対応しています。
Luna Proも1インチセンサーを採用していますが、8K撮影やLeica Summicronレンズ、着脱式モニターなど、Osmo Pocket 4にはない特徴を備えています。
どちらが優れているというより、4K撮影を中心に使いやすさや撮影性能のバランスを重視するならOsmo Pocket 4、8K撮影やLeicaレンズなど独自の機能を重視するならLuna Proという選び方ができます。
まとめ
現在の販売動向を見ると、日本ではDJI Osmo Pocketシリーズが非常に人気です。
2026年9月のBCN月間ランキングでは、Osmo Pocket 4Pの2つのコンボが1位・2位、Osmo Pocket 4の2つのコンボが3位・4位、Osmo Pocket 3も7位にランクインしています。
そのため、特にこだわりがなければOsmo Pocket 4Pを本命として考えるのが、現在は分かりやすい選択です。ただし、4Pのデュアルレンズが必要なければOsmo Pocket 4でも十分です。
もし選択に迷うなら、まずデュアルレンズが必要なのか、シングルレンズで十分なのかを決めると、自分に合ったジンバルカメラを選びやすくなります。
また、Insta360にもLuna UltraとLuna Proという対抗モデルがあるため、それぞれの特徴を比較して、自分が優先したい機能を明確にした上で選ぶとよいでしょう。
- 広角+望遠を1台で撮りたいなら「Osmo Pocket 4P」
- 広角+望遠に加えてInsta360独自の機能を使いたいなら「Luna Ultra」
- 広角中心で価格を抑えるなら「Osmo Pocket 4」
- 広角中心でInsta360独自の機能を使いたいなら「Luna Pro」
- できるだけ安くPocketシリーズを導入するなら「Osmo Pocket 3」

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