Adobeは8月27日、Adobe Communityにおいて、Premiere Pro、After Effects、Media Encoder、Auditionのバージョン27.0のリリースに向けたシステム要件の変更を告知しました。
現在、これらの製品ではバージョン27.0のリリースに向けた準備が進められており、今回の告知では、WindowsとmacOSにおけるハードウェアおよびOSの互換性に関する変更点が事前に案内されています。
Windows 10の公式サポート終了に加え、v27.0以降ではWindows 11 23H2やIntel Macが対応環境から外れるほか、Premiere ProとMedia EncoderではGPUが必須となります。
AdobeがWindows 10の公式サポートを終了
Adobeは、Windows 10(22H2、21H2 LTSC)について、同社のビデオおよびオーディオ製品で公式にサポートされなくなったと告知しました。
Adobeは、現在および将来のリリースとの互換性やセキュリティを確保するため、Windows 11 バージョン24H2以降へのアップグレードを推奨しています。
Windows 11 23H2ではv27.0をインストールできなくなる
Windows 11 23H2では、バージョン27.0をインストールできなくなります。
v27.0を利用するには、Windows 11 バージョン24H2以降が必要です。
一方、Windows 11 24H2以降を利用している場合は、v27.0へのアップデートにあたって特別な対応は必要ありません。
v28.0以降はWindows 10ベースのOSへのインストールをブロック
Adobeは、バージョン28.0以降、Windows 10ベースのすべてのOSバージョン((Windows 10 22H2、Windows 10 21H1 LTSC、Windows Server 2022を含む))へのインストールをブロックするとしています。
Adobeは、スムーズな移行を確実にするため、Windows Server 2022の利用者に対し、Windows Server 2025への移行を早期に開始することを推奨しています。
Premiere ProとMedia EncoderはGPUが必須に
Windows版のPremiere ProとMedia Encoderでは、バージョン27.0からGPUが必須になります。
システム上でGPUが検出されない場合、これらのアプリケーションは起動できません。
また、今後の27.xでは、システムで利用可能な唯一のGPUが最低要件を満たしていない場合も、起動がブロックされる予定です。
- NVIDIA GPU:Maxwell 世代(2014)以降で、4 GB 以上の GPU メモリを搭載
- Intel または AMD GPU 搭載:GPU メモリ 4GB 以上
- Windows ARM 版:Qualcomm Adreno GPU ドライバー 31.0.121.1
なお、この変更はAfter EffectsとAuditionには影響しません。
Mac版はAppleシリコンとmacOS 15以降が必要に
Mac版のビデオおよびオーディオアプリケーションでは、バージョン27.0以降、Appleシリコン(M1以降)を搭載し、macOS 15(Sequoia)以降を使用しているMacが必要になります。
Intelプロセッサを搭載したMacは、バージョン27.0以降サポートされません。
Intel Macではバージョン26.xを引き続き利用できますが、27.0以降へアップデートするにはAppleシリコン搭載Macが必要です。
また、Appleシリコン搭載MacでもmacOS 14を利用している場合は、v27.0へのアップデート前にmacOS 15以降へアップデートする必要があります。
v27.0へのアップデート前に対応環境を確認
今回のAdobeの告知によって、今後のバージョンではWindowsとMacの両方で対応環境が変更されることが明らかになりました。
特にWindows 10やWindows 11 23H2を利用しているユーザー、Intel Macを利用しているユーザーは、今後のアップデートに影響を受けます。
Adobeは今回の変更について、WindowsとMacのエコシステムが向かう方向性や、同社のアプリケーションがハードウェアアクセラレーションから得られるメリットを反映したものと説明しています。
Appleシリコンや最新のWindows GPU要件への対応により、ビデオおよびオーディオアプリケーションのパフォーマンスやセキュリティの向上、新たな機能の提供に注力できるとしています。



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