Blender Foundationは、長期サポート(LTS)版の最新版となる「Blender 5.2.2 LTS」と「Blender 4.5.14 LTS」をリリースしました。
今回のアップデートはいずれも新機能の追加が目的ではなく、既存機能の不具合修正が中心です。特にBlender 5.2.2 LTSでは、コンポジターやCycles、Grease Pencil、Geometry Nodes、Video Sequencerなど、制作に関わる複数の問題が修正されています。
Blender 5.2.2 LTSで複数の不具合を修正
Blender 5.2.2 LTSでは、さまざまな機能に関する不具合が修正されています。
主な修正内容は以下の通りです。
- Line Artで、可視性をアニメーションさせたオブジェクトのラインが再計算されない問題
- Grease Pencilで「裏面への描画」を有効にした際、ストロークがランダムに統合されたり消えたりする問題
- コンポジターのDenoiseノード使用時にBlenderがクラッシュする問題
- Cycles GPUのシャドウコースティクスやAOパスでクラッシュする問題
- スカルプト中にマスクブラシを使用するとクラッシュする問題
- リタイミングキーを変更した際にBlenderがフリーズまたはクラッシュする問題
- Geometry Nodesの「Distribute Points on Face」で特定の値を設定するとクラッシュする問題
- Multiresモディファイアーの適用時にエラーが発生し、処理がスキップされる問題
- SVGカーブからGrease Pencilへのインポート結果がおかしくなる問題
- Video Sequencerのプレビューエリアに複数ファイルをドラッグ&ドロップできない問題
- 「Fill Curve」のNゴンが正しく処理されない問題
このほかにも、画像処理やUV、アニメーション、アウトライナー、Node Wrangler、OBJインポートなどに関する不具合が修正されています。
また、Python APIにはbpy.path.is_autoexecが追加されたほか、コンポジターのアセットシェルフタブが動作しない問題も修正されています。
Blender 4.5.14 LTSもアップデート
Blender 4.5.14 LTSでは、変更内容は限定的です。
今回のリリースでは、license.mdの更新と、BKE_image_walk_all_usersにおける静的キャストの不具合修正が行われています。
まとめ
今回の更新は、いずれも不具合修正を反映したアップデートです。
Blender 5.2または4.5 LTSを使用しているユーザーは、できるだけ早めに最新版へアップデートすることをおすすめします。

コメント