Blackmagic Designが、動画編集ソフト「DaVinci Resolve」の最新アップデート「DaVinci Resolve 21.0.4」を公開しました。
今回のアップデートでは、Sony FX5で記録したX-OCNクリップのネイティブサポートを追加したほか、プロキシの再リンク機能の強化やAffinityファイルの読み込み対応、スクリプトAPIの拡張などが行われています。また、再生性能やデコード処理を含む多数の不具合も修正されています。
DaVinci Resolve 21.0.4のアップデート内容
DaVinci Resolve 21.0.4では、以下の改善が実施されています。
- 異なる形式のプロキシへの再リンクに対応
- DRTのインポート時、既存のネストクリップが存在する場合は自動的に再リンクするよう改善
- Colorページでクリップフィルターを変更しても、選択中のクリップが表示されたままになるよう改善
- Affinityの旧(レガシー)ファイル形式のインポートに対応
- Sony FX5のX-OCNクリップに対応
- タイムライン上で選択中のクリップを取得するスクリプトAPIを追加
- メディアプールのタイムラインエントリーからタイムラインオブジェクトを取得するスクリプトAPIを追加
- SetRenderSettings APIにハンドル、出力範囲、データバーンイン設定を追加
- 大規模なキャッシュ済みタイムラインで発生するリアルタイム再生の問題を修正
- メディアプールウィンドウのPower Binナビゲーションバーに関する問題を修正
- メディア管理のセグメントクリップサフィックスに関する問題を修正
- Edit Index(編集インデックス)の表示順に関する問題を修正
- タイムコード貼り付け時のソースビューア音声に関する問題を修正
- リタイム速度カーブ編集に関する複数の問題を修正
- Windows環境におけるFusionテンプレートのパス長に関する問題を修正
- データバーンインでマーカーノートタグが表示されない問題を修正
- 一部のDPXファイルのデコードに関する問題を修正
- 一部のCR2静止画のデコードに関する問題を修正
- Windows環境でのH.264ソフトウェアデコードに関する問題を修正
- 全般的なパフォーマンスと安定性を改善
Sony FX5のX-OCNをネイティブサポート
DaVinci Resolve 21.0.4では、Sony FX5で内部記録できるX-OCNクリップのネイティブ読み込みに対応しました。
これにより、FX5で撮影したX-OCN素材をトランスコードすることなく、DaVinci Resolve上で直接編集やカラーグレーディングを行えるようになります。
FX5を導入予定のユーザーにとっては、発売後すぐにX-OCNを活用したポストプロダクション環境を構築できる、重要なアップデートといえるでしょう。

互換性について
DaVinci Resolve 21.0.4では、DaVinci Resolve 20.3.2で使用していたプロジェクトライブラリへアクセスできるようになっています。
ただし、DaVinci Resolve 21.0.4で新規作成したプロジェクトや、21.0.4で開いて保存した個別プロジェクトについては、DaVinci Resolve 20.3.2では開けなくなります。
旧バージョンへ戻す可能性がある場合は、アップデート前にプロジェクトライブラリ全体のバックアップと、必要なプロジェクトの個別バックアップを作成しておくことをおすすめします。
DaVinci Resolve 21.0.4のダウンロード
DaVinci Resolve 21.0.4は、Blackmagic Designの公式サイトからダウンロードできます。
また、既存ユーザーはDaVinci Resolve内に表示されるアップデート通知から最新版を取得して更新することも可能です。
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