Boris FX「Continuum 2027」発表、新タイトル作成ツール搭載、AIマスキング機能も強化

Boris FX「Continuum 2027」発表、新タイトル作成ツール搭載、AIマスキング機能も強化

Boris FXは2026年10月29日、映像編集向けプラグインコレクションの最新版「Continuum 2027」を発表しました。

今回のアップデートでは、新しいタイトル作成ツール「BCC Text」の追加をはじめ、AIマスキング機能の精度向上、新しいエフェクトの追加、Particle Illusionの機能強化などが行われています。また、Adobe Premiere Proでのパフォーマンス改善やVEGAS Proとの連携強化にも対応しました。

新しいタイトル作成ツール「BCC Text」を搭載

新たに搭載された「BCC Text」は、ベクトルベースの2Dタイトル作成ツールです。編集ソフトから離れることなくタイトルの作成・編集が可能で、アニメーションには編集ソフト側のキーフレームを使用できます。

Boris FX Continuum 2027: BCCテキスト

3D空間での位置・回転・拡大縮小などの調整に加え、文字単位のアニメーションや、文字・単語・行ごとに表示するタイプオンアニメーションにも対応。タイムコードやカウントダウン、日付などを自動生成する機能も備えています。

また、BCC TextとTitle StudioではOpenType・TrueTypeフォントをサポートし、日本語の漢字・ひらがな・カタカナなど、複雑なマルチバイト文字にも対応しています。

AIマスキング機能の精度と操作性を改善

AIを活用したマスキング機能も強化されました。

新しい「Face ML Contour Model」では、耳を含む顔全体の輪郭に沿ったマスクを生成できるようになり、「Matte Refine 2.1」では髪の毛などの細かいエッジの処理精度が向上しています。

また、「Witness Protection ML」では従来の楕円形マスクに代わり、顔の形状に合わせたマスクを使用できるようになったほか、複数人が映る映像から特定の顔を検出する機能も強化されています。

さらに、マスクの生成結果を適用前に確認できるプレビュー機能や、マスクの範囲に応じてエフェクトの強度を滑らかに調整できる「Drive Effect」モードも追加されました。Drive Effectは18種類のフィルターで利用でき、AIが生成したマットと組み合わせることも可能です。

なお、AIによるマスキング処理はユーザーのPC上で実行されます。

Boris FX Continuum 2027: よりスマートなAIマスキング

新しいエフェクトの追加とParticle Illusionの強化

新機能として、複数のノイズレイヤーを組み合わせて複雑なテクスチャを生成する「BCC+ Noise Map Studio」を搭載。内蔵のグラデーションエディターで色や透明度を調整でき、アニメーション背景やマット素材などの制作に利用できます。

また、時間軸上の異なるフレームを参照して映像を変形させる「BCC+ Time Displacement」をはじめ、5種類の歪みエフェクトと3種類のトランジションが追加されました。

3Dパーティクル生成ツール「Particle Illusion」では、新しいエミッターライブラリの追加に加え、被写界深度表現の改善、ティルトシフトやビネットブラーの追加、プレビュー性能の向上、STL形式の3Dモデル読み込みなどに対応しています。

このほか、450種類以上のプリセットが追加されています。

Boris FX Continuum 2027: Particle Illusion

Premiere Proの高速化とVEGAS Proとの連携強化

Adobe Premiere Proでは、GPU処理の最適化により、対応エフェクトのプレビューが最大2倍高速化され、操作時の応答性やレンダリング性能も改善されています。

また、VEGAS Proでは、従来カスタムコンポジットモードでしか利用できなかったセカンダリ背景入力に、ビデオイベントFXパネルから直接アクセスできるようになりました。これにより、Continuumのエフェクトを利用する際の操作手順が簡略化されています。

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対応ソフトと価格

「Continuum 2027」は、Adobe Premiere Pro、After Effects、DaVinci Resolve、Final Cut Pro、VEGAS Proなどの主要な映像編集ソフトに対応しています。

価格は、Adobe After Effects・Premiere Pro向け、およびDaVinci Resolve・VEGAS ProなどのOFX対応ソフト向けが年間325ドルから、月額48ドルから。買い切りライセンスも用意されています。

現在有効なContinuumのサブスクリプション、アップグレード&サポートプラン、またはBoris FX Suiteのサブスクリプションを契約しているユーザーには、無償アップデートとして提供されます。

公式プレスリリース:https://borisfx.com/news/continuum-2027-release/
商品ページ:https://borisfx.com/products/continuum/

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この記事を書いた人

YouTubeで動画編集のノウハウを発信している「あつし」です。

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