アドビは2026年9月23日、AIによる画像・動画の高画質化技術を手がけるTopaz Labsの買収を完了したと発表しました。
Topaz Labsは、画像や動画のディテール改善や鮮明化などに利用されるAIモデルを開発する企業です。2025年には、映像技術に関するTechnology & Engineering Emmy Awardを受賞しています。
Topazの技術はすでにAdobe FireflyやPhotoshopで利用されており、今回の買収によって、今後さらに多くのAdobeの制作ワークフローへの統合が進められる予定です。
アドビは今回の発表で、今後の活用例として、アーカイブ映像の復元、低照度で撮影した素材の補正、モバイル端末で撮影した映像の強化、大画面向けコンテンツの制作、AI生成動画の高品質化などを挙げています。
Topaz Labsの技術の中でも注目されるのが、AI処理を効率化する「Neurostream」です。Topaz Labsによれば、Neurostreamを利用することで、複雑なAIモデルをユーザーのデバイス上、またはTopazのクラウド環境で処理でき、AIモデルによるVRAM使用量を最大95%削減できるとしています。
アドビは今後、TopazのAIモデルのパフォーマンスを最適化し、既存のCreative Cloudワークフローへの統合を進める方針です。
今回の買収後も、Topaz Labsは独立したブランドとして存続します。既存のアプリやAIモデルも引き続き提供され、現在のカスタマーサポートも継続されます。
また、Topaz LabsのCEOであるEric Yang氏は、アドビのデジタルビデオ&オーディオ部門に加わります。
公式発表:https://blog.adobe.com/en/publish/2026/09/23/adobe-completes-acquisition-of-topaz-labs
一言コメント
Topazの高画質化技術はすでにFireflyやPhotoshopで使われていますが、今回の買収完了によって、今後どんな形でAdobeの制作環境に取り込まれていくのかは気になります。
特に動画の高画質化はTopazが強みとしてきた分野だけに、Premiere Proを含めてどのような展開があるのか、続報を期待したいところです。
公式発表:https://blog.adobe.com/en/publish/2026/09/24/adobe-comes-to-gemini-expands-what-you-can-do-in-claude

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