Blackmagic Designは、動画編集ソフト「DaVinci Resolve 21.2」をリリースしました。
今回のアップデートでは、PROLED XDRタッチスクリーンを搭載したApple MacBook Proへの対応に加え、マルチカムクリップの操作性やタイムライン編集機能が改善されています。また、Blackmagic Design Gen 6 LUTへの対応や、PNGファイルのEXIFメタデータのサポートなども追加されています。
また、OGrafテンプレートの読み込みやレンダリング、AAFファイルの読み込み、H.265クリップの表示、Fusionなどに関する不具合も修正されています。
有料版の「DaVinci Resolve Studio 21.2」では、AIアシスタントのカラー調整・Fusion関連機能が強化されたほか、Gen 5およびGen 6カラーサイエンスへのResolveFX False Colorの対応や、スクリプトAPIの改善などが行われています。
DaVinci Resolve 21.2のアップデート内容
- PROLED XDRタッチスクリーンを搭載したApple MacBook Proに対応
- Blackmagic Design Gen 6 LUTに対応
- 抽出したオーディオファイルに元のタイムコードが保持されるように改善
- マルチカムクリップがソースタイムライン内でソースクリップとして開かれるように改善
- ソースビューアの「Open in Timeline」機能がクリップおよびマルチカムに対応
- 最後にアクティブだった編集点を復元するメニュー操作とショートカットを追加
- CommandキーまたはCtrlキーを押しながら範囲選択する際、最後に使用した編集点の種類が適用されるように改善
- タイムライン上の複数のクリップを、メディアプール内の1つのクリップにコンフォームロックできるように改善
- イン点・アウト点の範囲を複合クリップに変換する際、元のクリップをその場で置き換えるように改善
- イン点・アウト点の範囲から複合クリップを作成するコンテキストメニューの操作を追加
- 再生停止オプションが再生ヘッドの微調整やマウスクリックにも適用されるように改善
- UIレイアウトをリセットした後もEditメニューの設定が保持されるように改善
- PNGファイルのEXIFメタデータに対応
- 一部のMXFクリップでネットワークドライブ上のオーディオに関する問題を修正
- MP3オーディオのみをレンダリングする際に処理が遅くなる問題を修正
- 一部のAAFファイルの読み込み時にクリップが欠落する問題を修正
- インターレースメディアを含むAAFファイルでオーディオのタイムコードが正しく処理されない問題を修正
- ネットワーク上やZIP圧縮されたパスからOGrafテンプレートを読み込む際の問題を修正
- OGrafのレンダリングでタイムアウトやメモリ使用量に関する問題を修正
- XDCAMドライブからのメディア読み込みが遅くなる問題を修正
- 一部のH.265クリップでメディアオフラインのフレームが点滅する問題を修正
- コラボレーション環境のソースタイムラインでソーストラックが変更される問題を修正
- レンダーキャッシュの処理中にMultiTextのキーフレームを編集すると応答しなくなる問題を修正
- インポートしたTTML字幕の斜体表示に関する問題を修正
- レンダリング解像度に応じたData Burnのスケーリングに関する問題を修正
- Windowsで一部のHE-AACクリップをデコードする際の問題を修正
- iXMLトラックを含むWAVファイルでチャンネルの順序が正しく処理されない問題を修正
- 一部のマルチチャンネルDNGファイルのデコード時にクラッシュする問題を修正
- フレームベースのフォーマットでRender in Placeを使用した際のハンドルに関する問題を修正
- 再起動後にオーディオ入力デバイスの設定がリセットされる問題を修正
- Windowsで一部のOpenFXを使用した際にGPUメモリエラーが発生する問題を修正
- Sony XAVC Long GOP MXF形式のレンダリングでアーティファクトが発生する問題を修正
- 古いプロジェクトでText+のインスペクターコントロールが表示されない問題を修正
- Text+のCLS Box Extendコントロールのアンカーに関する問題を修正
- CustomToolのLUT名コントロールに関する問題を修正
- クリップのEQ設定をペーストした際のQ値と周波数の属性に関する問題を修正
- WindowsおよびLinuxでACES 2.0のアーティファクトが発生する問題を修正
- macOS 27でアクセント記号を含むネットワークパスに関する問題を修正
- 分割されたREDクリップのファイルサイズ推定に関する問題を修正
- Fusionツールおよびスクリプトの開発者向けリファレンスドキュメントを更新
- パフォーマンスと安定性を全般的に改善
DaVinci Resolve Studio 21.2のアップデート内容
DaVinci Resolve Studio 21.2では、無料版の変更に加えて以下の機能が追加・更新されています。
- ResolveFX False ColorがGen 5およびGen 6カラーサイエンスに対応
- AIアシスタントのカラー調整およびFusion関連機能を改善
- AIアシスタントが高度な機能に必要な追加コンポーネントをダウンロードできるように改善
- AIアシスタントがフレームを書き出したり、サムネイルをグリッド状に並べたりできるように改善
- スクリプトAPIを複数改善
- プロジェクトの再読み込み時にMultiMasterトリムグループからOpenFXが失われる問題を修正
- MainConcept H.265のCRFレンダリング時にクラッシュする問題を修正

アップデート時の注意点
DaVinci Resolve 21.2では、プロジェクトライブラリ自体はバージョン20.3.2との互換性が維持されていますが、21.2で作成または一度開いた個別のプロジェクトは、20.3.2で開けなくなります。
Blackmagic Designは、21.2でプロジェクトを開く前に、プロジェクトライブラリ全体と個別プロジェクトのバックアップを作成することを推奨しています。

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